ローフードで本当に大丈夫?
 毎朝グリーンスムージー(野菜と果物をジュース状にしたもの)を飲んだり、ローブレッドを食べたりと、食事にどんどんローフードを取り入れるようになってから、体もスッキリして、体調もいいのですが、時折「ローフードって本当に体にいいの?」「危険性はないの?」と思うことがあります。今まで読んだ本を、そうした視点から、もう一度読み直してみました。
 以下は、本の紹介(リンク先Amazon.co.jp)と本文からの引用(「」内)、それに対する私なりの解釈です。多少偏っていたり、正確に伝わらない可能性もありますので、興味を持たれた方は、実際にお読みになることをおすすめします。外部リンク先は著者のブログです。


生菜食健康法』甲田光雄著
 書かれたのが1984年で、ローフードとはちょっと違うストイックな感じの内容ですが、生野菜や果物をメインに食べるということでは共通していると思います。注意点としては、野菜は「慎重によくすりおりす必要があり(中略)いきなり荒い繊維のまま大量に食べると、消化不良を起こす恐れがある」とのことです。これはミキサーにかけることで解決できそうです。あと問題として挙げられているのは、「農薬と寄生虫」。以前(昭和25年頃)は野菜の栽培に人糞肥料が使われることもあったようで寄生虫の心配があったようですが、おそらく今は心配しなくても良いと思います。農薬も、野菜には力があるので問題ないとされる方もいらっしゃいますが、できれば有機栽培のものを購入し、有機栽培ではない果物などは皮を剥くなどすれば良いのではないかと思っています。


ハーモニクス・ライフ自然派生活のすすめ』森田玄・きくちゆみ著
 4/12に参加したローフードセミナーで講演されたお二人の2005年の共著で、マクロビオティック的な視点から書かれた本です。「人間のからだは陰陽と酸アルカリ性を一定の範囲に保っていて、その範囲を逸脱するような食事を続けていると、体調をくずします」とあります。陰性陽性でいうと、野菜や果物は「陰性でアルカリ性」なので、そればかり食べていると調子が崩れるかもということです。これについては上記の甲田さん著書内で「陰極まって陽になる」とあり、「陰陽問題について、決して固定した観念にとらわれるべきではないというのが本来の姿」とあります。また、きくちさんご自身も2007年ごろからローフードを取り入れてらっしゃるようです。
 外部リンク:きくちゆみのブログとポッドキャスト


ローフード私をキレイにした不思議な食べもの』石塚とも著
 4/12に参加したローフードセミナーで講演された石塚ともさんの本で、企画は上記の著者きくちゆみさんです。65歳の彫刻家スザンナさんと石ともさんのローフード奮闘ぶりを追体験できるドラマチックな内容で、レシピも掲載されています。ローフードの注意点としては、「排泄の時間帯である午前中に果物以外の食べものをとってしまうと、消化にエネルギーがとられて、体内の老廃物を身体の外に出すことができなくなってしまう」とあります。またスムージーでは「グレープフルーツのように酸味の強い果物と、バナナのように糖度の高い果物を混ぜないようにしてください。胃の中で中和されて、消化が悪くなってしまうからです」とのことです。他にもビタミンB12不足のことや便秘についても書かれていますが、ローフード自体には特に問題はないようです。
 外部リンク:ローフード 私をキレイにした不思議な食べもの


酵素でやせるローフードダイエット!』笹生暁美著
ローフードのレシピと基本的な説明が、優しい文体で簡潔かつ丁寧に書かれています。石ともさんの本にもあった「食べ合わせのルール」の記載もあります。巻末には「ローフードダイエットよくある質問」としてQ&Aがあり、その中で「リコピンやカロテンのように加熱して栄養価が増すものもありますので、100%ローフードの食生活はおすすめしません」とあります。何事も過ぎたるは及ばざるがごとしなのでしょう。気持ちが楽になります。
 外部リンク:ホールフーズ・ヴェジタリアン・ダイエット


 ということで、やはり特に心配するような危険性はないようでした(笑)。ローフードにもそれなりにルールがあるので、それをある程度守って、気を張らず、自分なりに楽しむくらいが調度良いのではないかと思います。
 最後にローフードの本ではないですが、最近気に入って何度も読み返している本をご紹介します。


「普通がいい」という病』泉谷閑示著
 精神医が書いた「生き方を回復する」ための本です。著者によるとこの本は「実際の臨床場面である時ふと浮かんだキーワードや説明のイメージ、講演や講義の最中にふと口をついて出た言葉、そんなものの集合体」だそうです。「人間の仕組み」や「病気や苦しみとは、天からのギフトのようなもの」など、非常に感銘を受ける内容で、私の中では人生のバイブルになりつつあります。食事について触れている部分もあり、「「毎日必ずそうしなければならない」と硬直化した捉え方をしてしまうと、「生き物」には不自然なことになる」とあります。ローフードも体の声を聞きながら、気楽にいこうということかもしれません。是非、ご一読されることをおすすめします。


にほんブログ村 料理ブログ ローフードへ いつも記事の最後に添付している左の画像ですが、リンク先のにほんブログ村では人気のあるローフード・ブログがランキング形式で紹介されています。このブログも4/27現在18位にランクインしています。ご参照下さいませ。
 
[PR]
by yuta-vegi | 2009-04-27 08:18 | 参考文献
<< ビート・クッキー まさかの6kg減! >>